レッスンを始めてから精神的に安定し問題も改善!

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今日ご紹介するわんちゃんは柴犬の”琥太郎くん”です。”琥太郎くん”はレッスン当初、お家では要求がひどく、散歩は縦横無尽でマーキングは電柱の横を通る度にして、軽トラックには吠える始末でした。

また、自分の思うように事が運ばなかった時には尾を追いかけて回転したり、散歩中では飼い主さんの足に噛み付いたりということもありました。

問題を直す前に飼い主さんと愛犬との関係は良好ですか?

”琥太郎くん”の様子を見ていると飼い主さんとの関係が上手くいっていないのは明らかでした。

愛犬の問題行動(吠えや噛みなど)を改善するにあたっては、その問題だけを直そうとする方が多いようです(実際にネットなどでは問題への対処法しか書かれていないことがほとんどです)が、私の考えではその問題だけを直そうとしても上手くいかないか、改善されたように見えても長期的に見れば再び問題が悪化する場合がほとんどです。

そのためまずは飼い主さんと愛犬との関係性を構築することが重要です。

関係性は日々の生活習慣から総合的に学ぶもの

人と犬の関係性を築くのに”これだけしておけば大丈夫”というものはありませんし、すぐに築かれるものでもありません。人間の親子関係も築くのにも時間がかかるのと同じことです。

”琥太郎くん”のレッスンでは日々の様々な事柄に対しての対応をルール付けしました。散歩を例にすると、リードを短く持って左を歩かせること、ペースは必ずこちらが決めること、マーキングの回数を抑えるために電柱に近づく回数を決めることにしました。

ルール付けは習慣化することが最も重要なことであり、家族が統一することが欠かせません。

愛犬との関係性を築くためには日々習慣化し、継続しなければなりません。

現在の琥太郎くんは?

今日のレッスンで散歩の様子を確認しました。

散歩に出てから5〜10分ほどでいつもうんちをするのですが、それまでは興奮度が高く引っ張り傾向なことが多いのが今の課題です。今日も引っ張り気味でしたね。

しかしその後が良かった!飼い主さんの呼びかけにはしっかりと応えて振り向き、「おすわり」の指示もしっかりとこなす。歩くペースは落ち、自発的にこちらを見ることも多々ありました。落ち着いていると軽トラックも難なくやり過ごせるのです。マーキングの欲求もほとんどありませんでした。

飼い主さんによると、自分の思うようにいかない時の飼い主さんへの噛み行動がなくなってきているとのこと。反射的にこちらにくることはあってもギリギリのところで抑制がかかり立ち直るとのことで、これは精神的に安定している証拠ともいえます。

散歩も最初から最後まで落ち着いて歩くことも少しずつ増えてきているようなのでこの調子ですね!引き続き頑張りましょう(^ ^)

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