歯磨きは毎日欠かさず行いましょう!

094409愛犬の歯のケアはバッチリですか?

『うちの子は嫌がるから』、『めんどくさいし』という言葉が聞こえてきそうです。

犬にとって歯の役割はとても大きく、おもちゃを掴んだり、ドッグフードを噛みつぶしたりと様々です。

また、最近は犬も人間同様に寿命が長くなってきていますから大切な歯をしっかりと残すためにも毎日のケアは欠かせないものになりました。

このページでは『歯磨き』についてお伝えしていきます。

歯垢はあっという間に歯石に

獣医さんによって様々な見解がありますが、フードの残りかすなどが原因となる歯垢はおおよそ1~2日で歯石になると言われています。

一度歯石になってしまうと歯磨きでは落とすことが出来ず、スケーリングにより歯石を除去する必要が出てきます。

歯石がたまると病気や口臭などの原因となるので、毎日しっかりとケアをしなければなりません。

3つの歯みがき方法

歯磨きは大きく分けて3つの方法があります。

歯磨きガムを与える

歯磨き用のガムや日頃からよくおもちゃを噛んでいる子は、歯垢が歯に残りにくいのでおのずと歯石も少ない傾向にあります。

歯ブラシなどで磨くことと比べると効果は低めですが、何もしないよりははるかに効果を期待できますし、何よりも手軽に行うことができるのがメリットです。

指サックで磨く

指サックを指に装着して歯の表面をこすります。

実際に歯を磨くため、ガムと比べると手間がかかり、ある程度押さえないといけないので犬によっては嫌がりますが、歯ブラシに比べて嫌がりにくいのが特徴です。

ただし、小型犬などの場合には一番奥の歯まではしっかりと磨けないのがデメリットと言えます。ゴム製のものや歯磨きシートなどもこの部類に入ります。

歯ブラシで磨く

最も歯磨き効果を期待できますが、歯に当たる感触から嫌がりやすいです。

また、適当に噛ませておくとあっという間に”噛むおもちゃ”になり、おもちゃと比べて耐久性がないためすぐに使いものにならなくなります。

まずは仰向け抱っこをマスターする

以前に『仰向け抱っこ』のお話をしました。
仰向け抱っこで落ち着いていてくれれば、歯磨きはとてもしやすいので仰向け抱っこを先にマスターすると良いかもしれません。

※『仰向け抱っこでお手入れを楽に』を参照

歯を触る練習をする

落ち着いて抱っこできるようになったら、まずは歯を触るところから始めましょう。

口周り⇒唇をあげてみる⇒歯を触ってみる⇒歯をこすってみるというように少しずつレベルアップして練習すると良いですよ。

この際に、一度に長い時間触らずに、最初は1~2秒触ったらおやつをあげるようにして
触られると良いことがあるというようにイメージアップを図りましょう。

指サックや歯ブラシを当てていく

歯をある程度抵抗なく触れるようになったら、次に指サックや歯ブラシを当てておやつをあげていきます。

この時にも最初は短時間から行ってください。
少しずつ長い時間でも磨けるようにしていきましょう。

無理強いはせずにおやつをこまめにあげてイメージを良くしましょう(^ ^)

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