子犬のしつけ教室を通して他犬と遊ぶ経験を!

thumb_IMG_6991_1024犬が他犬や他人を含め、様々な物事に最も慣れやすいのは16週齢まで(4ヶ月)と言われています。

それまでにどれだけ他人や他犬に会わせることが出来るか、外の環境に触れる機会を作れるかによってその後の性格が大きく変わるといっても過言ではありません。

もちろん16週をこえた後も慣れさせることはできるのですが、
少しずつ高まってくる警戒心と共に慣らすのに時間がかかります。

とくに日本犬など原始的な犬種は慣れにくいので、シーズーなどの愛玩犬と比べても多くの時間を割かなければなりません。

今回は滋賀県の近江八幡にある『みかみ動物病院』にて出張パピーパーティーを行いました。

これまでは年2回のペースで成犬向けのしつけセミナーを行ってきましたが、今回は子犬向けのパピーパーティーです。

5匹の犬達が参加してくれました。
レッスンの様子は後半で。


thumb_IMG_7002_1024私のパピー教室は子犬の時期に大切な社会化の中でもとくに普段の生活で慣らすことが難しい、”他犬&他人慣れ”に重点を置いて進めています。

今回はみな初参加のわんちゃん達で、多くの子が4ヶ月齢です。
最初は椅子の下や飼い主さんの近くから離れられない子もいました。

パピー教室というごく限られた時間を効果的にするためには、出来るだけ飼い主さんがその場から移動して、少し離れた場所から呼び寄せて移動させることが大切です。動いている間に少しずつ余裕が出てきて自然と他犬との関わりも生まれます。

thumb_IMG_6994_1024私はパピー教室を通して飼い主さんには出来るだけ多くの犬の言葉を理解していただきたいと思っています。

愛犬が怖がっていれば間に入ってあげる、愛犬が無理に遊びに誘っていたり、過度に興奮している場合は抱っこをして一息つかせるなど、ある程度の”止めさせ時”も学ぶことが大切です。

適切に遊びをコントロールできれば良い遊び方が早い段階で出来るようになります。

thumb_IMG_7005_1024他の飼い主さんからおやつをあげてもらったり、触ってもらうことも子犬の時期の重要な課題です。

子供、大人、男女、メガネをかけている人、髭を生やした人など、様々なタイプの人に触ってもらう経験を積むことが大切です。散歩中も積極的に触ってもらいましょう。

また、子犬は興奮しやすく落ち着きにくいものです。
そのため、子犬の頃から落ち着く練習をしておくと良いでしょう。

thumb_IMG_7044_1024今回は”仰向け抱っこ”を通して落ち着くことを教えました。

仰向け抱っこは慣れるとお手入れもしやすくなりますから良いですよ。

写真のようにうとうとするくらいリラックス出来れば言うことなしです。

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