チャイム音とおやつを結びつけるところから!
チャイムに対して吠える場合は、チャイム音とおやつを結びつけることが最初の課題です。
これまでチャイム音に吠えてきた犬は、「チャイム音=吠える」という行動が繰り返しの経験により刷り込まれているので、それを「チャイム音=おやつ」に変えることで吠えさせないようにすることができます。
今日が初訪問のコナちゃん(10歳)、キナちゃん(7歳)、ウメちゃん(8ヶ月)のダックスファミリーもこれからチャイム問題を克服するべく頑張っていきます。
初回レッスンということで状況の確認、聞き取りから行いました。
チャイムや物音に対して吠え、1匹が吠えると周りの子もつられてしまうのが現状です。
とくにチャイムや来客対しての吠えがひどいとのことだったので、今回はチャイムトレーニングの最初の段階でもある、「チャイムとおやつの結びつけ」の練習を行いました。
今回は3匹いてどの子も自発的に吠えるので、チャイムを鳴らしてすぐにおやつをばらまくことを繰り返し行うことにしました。繰り返し経験すれば、チャイムが鳴るとおやつをもらおうとこちらに意識が向くようになり、吠えにくくなります。
まずは次回まで、この練習を必ず毎日、様々なタイミングで行うようにしてもらいます。
ちなみにキナちゃんは以前、チャイムがなったときにおやつをもらえたことを覚えていて、レッスン中に鳴らした際も吠えませんでした。
キナちゃんのように、チャイムとおやつとを結びつけることでチャイム音に対しての吠えを防止することができるのです。
コナちゃん、ウメちゃんもこれからキナちゃんのように、まずはチャイムに対して発想転換をするまで繰り返し頑張りましょう。