拾い食いの経験をこれ以上させないように管理を!
犬は食べるということに対して意識が強いですし、年齢が幼い子であれば人間の赤ちゃん同様、何でも興味があって食べようとします。
今回レッスンを行った花ちゃんも拾い食いをするわんこで、落ちている落ち葉やゴミを食べようとします。
拾い食いを直す鍵は、食べさせないことと、意識をこちらに向けることです。
レッスンの様子は後半で。
今日はレッスン前から雨の降りそうなお天気だったので、到着してすぐに散歩へ行くことにしました。
散歩開始直後にかなり興奮していた花ちゃんも5分くらいすると落ち着きを取り戻しました。今回の課題も前回に引き続き、アイコンタクト(目を合わせる)です。
途中に立ち寄った公園には、以前から拾い食いしているような”落ち葉”や”小さなゴミ”なども落ちていたので、その近くを通りつつ、気になっている状況で名前を呼んで、こちらを向いたら褒める練習をしています。
上記でもお話した通り、まずは出来る限り食べさせないことです。
食べれば食べるほどに習慣化してしまい、次の落ちているものを探そうとします。
逆に食べることなく月日が経てば少しずつ執着心が低下していきます。
ものがよく落ちている場所には近づかないだけでも回避しやすくなります。
無理に散歩コースを決める必要もありません。
次にアイコンタクトは重要課題です。
地面に向いた意識をこちらに向けることができればそれだけで回避しやすくなります。その他、引っ張り防止や吠え防止にも使えるのでぜひ習得するべきものです。
花ちゃんは公園の椅子に座っている人に警戒して吠えるのも困りごとの一つです。
様子を見ていると、こちらが散歩している時よりも、ベンチなどに座っている時の方が辺りを余計に見回して吠えやすかったです。
そこで相手との距離をとりつつ、アイコンタクトやおすわりをさせてこちらに集中する練習も行いました。
後半はお家でチャイムトレーニング。
こちらも前回に引き続き、チャイムを鳴らして呼び戻す練習を。
まだチャイムとおやつとの関連性が弱いので、引き続き練習をしてチャイムが鳴ったらこちらを意識するようにしていきましょう。