人の突然の動きに警戒する問題を直すために
今日は”ちょびちゃん”のお家へ初訪問です。
ちょびちゃんは現在2歳半のスピッツで、お話を聞くと幾つかの問題行動がありました。
お家で困っていること
お家で困っていることは下記の3つの項目です。(※順番は飼い主さんがとくに直したい順)
- 小学6年生のお兄ちゃんへの吠え
- インターホンや物音への吠え
- 分離不安
まずはお兄ちゃんへの吠え問題解決へ向けて
お兄ちゃんへの吠えについて幾つかのポイントが分かりました。
- 6ヶ月ぐらいから始まった
- お母さんがお兄ちゃんに声をかけると吠えることがある
- お兄ちゃんがご飯後移動する際に吠える
- お母さんがちょびちゃんを抱っこをしていてお兄ちゃんが触ろうとすると怒る
- 怖がっている様子がうかがえる
- これまでは無視をしてみたが一度吠え始めると興奮度が下がらずに吠え続ける
- あひる口の口輪を付けたところ、ストレスで胃液を吐いたので止めた
このように幾つかのポイントと飼い主さんがこれまでにしてきた対応をお聞きしました。
今日私が見る限りではお兄ちゃんのとっさの動きに対して警戒する様子が見られました。とっさの動きに対してはお兄ちゃんに関わらず家族全員に対して警戒するようですが、お兄ちゃんの場合にはそれが大きく感じるのでしょうね。
小学校の子供さんの多くは動きも機敏で突然行動したりするので、これまでの経験から警戒しているのかもしれません。お話を聞いていると根が怖がりのわんこなのでなおそうでしょう。
今回の課題
ちょびちゃんのお兄ちゃんへの警戒心を解くために、これからお兄ちゃんにはちょびちゃんに様々なことを教えてもらうことにしました。
”おすわり”や”ふせ”、”まわれ”や”おて”などのトリックは互いの関係性構築にも効果的なのです。これから1日10分お兄ちゃんにはしつけの時間を作ってもらうことにしました。
今日の課題は”ターゲットハンド”と”手を触る練習&おて”です。
次回まで頑張りましょうね(^ ^)
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