パピー教室に参加して他犬と仲良くなろう!
あなたは現在、子犬を飼っていますか?
子犬の時期は見た目も動きもとっても可愛らしく、あっという間に月日が流れていきますよね。
子犬にはトイレの場所や甘噛みのしつけをはじめ、今後生きていく上で大切な様々なルールを教えなければならず私たちには絶えず悩みが出てくるものです。
どうしてもそういった問題を直すことに意識が向いてしまい、その分疎かになってしまうのが”社会化”です。
『社会化』は生きていく上で経験する物事に慣らすことであり、慣らす項目はお家の中や外に溢れています。社会化がしっかりと出来ている犬は大人になっても怖がることなく、ストレスを抱えることなく生活することができますが、社会化不足は警戒心の高まりに直結し、それによる吠えなどの問題につながります。
社会化すべき様々な項目の中でとくに慣らしていくのが難しいのが、他犬や他人です。
物や音についてはある程度お家や散歩中に慣らしていくことが出来るのですが、他犬や他人は散歩で少し会うだけでは不十分です。
そこで私は、パピー教室や幼稚園などを受けることをお勧めしています。
パピー教室も幼稚園も”社会化”をメインとしたプログラムが組まれているのでどんな子犬にもピッタリです。
今日は『西長堀動物病院』にてパピー教室を開催しました。
西長堀動物病院では月1〜2回のペースで土曜日の2時〜3時でパピー教室を開催しています。
私のパピー教室ではとくに他犬と他人との関わりを重視し、並行して子犬の時期にしておくべき基本的なしつけやお手入れなどを行っています。
ちなみに今日のパピー教室には前回に引き続き、チワワのシエルくん、ダックスのつなでちゃん、柴犬のこむぎちゃんが参加してくれました。
こむぎちゃんが積極的に遊びを誘うようになってきて、開始早々シエルくんと遊んでいました。
シエルくんが時にしつこくお尻の匂いを嗅ぐような時でも、嫌がらずに嗅がせていたのは素晴らしいことです。
シエルくんはマウンティングこそなかったものの、しつこい挨拶があったのでその部分はこちらが止めに入ることが大切です。よくない遊びはこちらが止めに入ることで、悪い習慣をつけずに済みます。
つなでちゃんは、今日はかなりやきもちを焼いて、飼い主さんが他のわんちゃんを触ろうとすると割って入ろうとしていました。
また、後半では上手に誘っていた場面もあったのですが、他犬に対する警戒心が壁を作り、なかなか良い遊びには発展しませんでした。
お家でもかなり神経質になっているようなので、今後は毎週特別課題を出すようにします。
みんな最初は遊べなかったわんちゃん達ですが、パピー教室を通して周りの子達の様子も見ながら少しずつ遊べるようになりました。
パピー教室のような1回60分のレッスンでは、1回受けて大きな成果を掴む子は少ないので数回参加したほうが良いです。
繰り返し参加することで様々なわんちゃんとの関わりや他の飼い主さんからおやつをもらうことで、よりイメージも良くなっていきます。
ぜひ一度パピー教室にご参加下さい。