トイレのはみ出しには枠付きトレーで成功率向上
ジョイくんのお家へ初めての訪問です。
現在1歳半のトイプードルの男の子で、人好きでレッスン中も遊びに誘ってくれます(^ ^)
お話を聞くと困っていることはお家での”トイレ問題”ですが、今後は同じマンションにお住いの妹さんのお家でも、しっかりと所定の場所で出来るようにしたいとのことでした。
ここではお聞きした内容のポイントと対策をお話ししていきます。
トイレのトレーニングの基本対策については『トイレのしつけのすべて!』をご覧ください。
うんちはほぼ成功しているようですが、おしっこの成功率は7割ほどで、その7割もトイレトレーまでは移動するものの、トイレトレーをまたいですることがほとんどのようで、はみ出すことが多いとのことでした。
こういったケースはとても多いです。
トイレトレーまでは行くものの体の上半身だけがトレーの中に入っている状態で排泄するために結局外していたり、足を上げて排泄するために全部はみ出してしまうなどなど。
とりあえず、この問題に対してはトイレトレーの形状を変えて様子を見ることにしました。
試してみるのは”壁付きトレー”で、画像のようにトレーの枠が高く、はみ出しての排泄が出来ないような構造になっています(出入り口では出来ますが)。
ただし、犬によっては枠が高くなることで入るのを躊躇う子もいるかもしれませんので注意が必要です。
ちなみに目の前で問題なく排泄をするそうで、しそうなタイミングで「ちっち」と言うと自分からトイレトレーまで移動して排泄することもあるようです。
また、失敗はこちらが何かをしていて構っていない時にすることが多いようなので、失敗時にリアクションをしないようにお願いしました。失敗時のリアクションを求めてわざと失敗する子もいるのでこの部分は注意が必要です。