来客者からおやつをもらって人好きに!
犬によってはフレンドリーに近寄っていったり、怖がって吠えるなど様々です。
来客に対して吠えるわんこは以前から多く感じます。
吠える問題は飼い主さんだけの力ではなかなか改善しずらいところもあるのでしょう。
これは来客に関わらずですが、怖がって吠える子に対して飼い主さんが怒っている姿を見かけることが多いのですが、怖がって吠えている子に対して叱っても多くの場合で解決策にならないものですから止めたほうが得策です。
チャビくんも他人・他犬が苦手なわんこですが、中でもドクターやヘルパーさんに対してとても怖がります。そこで、チャビくんのレッスンでは来客に対してのイメージを少しでも良くする対策を立てています。
来客に対してのしつけは『来客に対して吠える場合は犬のレベルに合わせてイメージを良くしていく』を参照。
怖がっている犬に対して叱らないほうが良い理由は下記の3つの項目からです。
来客に対して怖がる犬は必死に吠えて自分に近づかないようにしています。
そんな状況下で叱られても聞く耳を持たないでしょう。
また、恐怖心から吠えている状況下で叱られるとより恐怖心が高まる可能性もあります。
来客に対して警戒する場合に大切なのはおやつなどをあげて良いイメージを付けていくことです。大好きなおやつも来客を目の前にすると食べられない可能性があります。
これは距離感などの様々な要因から余裕がない証拠です。
犬によっては抱っこをしているほうが安心できるかもしれないですし、距離を離すだけで安心感が高まる子もいます。
とにかく出来るだけ余裕のある状況下でおやつなどをあげることがポイントです。
チャビくんも前回ドクターがお家に来た時には、お兄さんがお家にいて、おやつをあげてみると食べたようです。
最終的にドクターがいた約15分間最後まで吠えずにいられたようで素晴らしいです。
このように来客者がいる状況下でどんどん褒めていくことが少しずつ器を大きくすることにつながります。
また、来客者からおやつをもらえるとより良いです。
その場合は直接手から貰えなくとも、来客者からおやつを投げてもらっても構わないのです。
チャビくんの場合は、ドクターが助手さんを連れて来られるので、
助手の方にご協力をいただいておやつをあげてもらうようにしていきます。
一気にイメージを変えることは難しいので、少しずつ良いイメージを積み重ねていきましょう。