一緒に寝るのはダメなこと?
あなたは愛犬と一緒に寝ていますか?
それともわんちゃんとは別々で寝ているのでしょうか?
時々一緒に”寝るとダメなのか”ということを相談されることがあるので、
今回は『一緒に寝る』ということをテーマとしてお伝えしていきます。
結局はその犬の性格や状況による
私の率直な意見としては一緒に寝ても大丈夫なケースと
一緒には寝るべきでないケースがあると考えています。
それは大きく分けて2つのパターンで、
「飼い主さんに対する依存の問題」と「場所の独占問題」です。
飼い主さんに対する依存の問題
飼い主さんが朝から夜まで基本的に一日中お家にいらっしゃるご家庭では
多くの場合で犬は飼い主さんに依存します。(実は人も犬に依存しています。)
一緒にいる時間が多く、べったりの関係ですと依存度が高まり、
離れると不安(分離不安)になり新たな問題を引き起こすこともあります。
このように依存の高いわんちゃんに関しては飼い主さんの方から
わんちゃんと離れる時間を作っていき、依存を低下させていくことが必要です。
そのため状況にもよりますが、依存度の高いわんちゃんは一緒に寝るべきではありません。
サークルなどで寝かせることが良いでしょう。
場所の独占問題
最近よくあるケースなのですが、ベッドやソファを自分の場所として、
飼い主さんが移動させようと近づくと、唸ったり咬んできたりということがあります。
こういうケースではおおよそ、ベッド(布団)やソファという居心地のいい場所が標的となります。
日頃からおもちゃを守って唸る、ソファで寝ている時に近づくと唸る子に関しては
新たな自分のスペースとして確立される可能性もあるのでお勧めできません。
こういったケースでもサークルなどで寝かせることが良いでしょう。
最後に
もう一つ、お勧めできないケースとして危険性があります。
一緒のベッドで寝ていてこちらが寝返りを打った時にわんちゃんが下敷きになったり、
ベッドから落ちてしまうことも考えられます。
打ち所が悪ければ最悪の事態も考えられるため、
安全性を考えると私はサークルで寝かせる、もしくは同じ部屋でも
マットなどを敷いてそこで寝かせる方が良いでしょう。
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