トイレのしつけはサークルを活用して
「犬がトイレをしそうになったときに、サークルへ入れたりもしていたのですが、サークルへ入れるとピタッと止まってしまうのです。それなのに、しないからとサークルから出すと少し目を離した隙にカーペットなどでしてしまいます。」
こういったケースはとても多いです。
もしかするとあなたもこういった現状にお悩みかもしれません。
こういった問題は、とくにサークル外でのトイレの経験が多ければ多いほど、本人がその場所でしやすくなっているので起こりやすいと言えます。
私たちも自分のお家のトイレと他人のお家のトイレとを比べると、断然お家のトイレの方がしやすくないですか?それはそれだけ回数を重ねているからです。
今回は乙(おと)ちゃんのご自宅へ訪問しました。
乙ちゃんは4ヶ月のヨークシャーテリアのとても元気な女の子で、お家には同じヨークシャーテリアのぷくくん(2歳)もいます。
一番の困りごとは”トイレのしつけ”です。
飼い主さん自身、とっても勉強熱心な方で上記のようにサークルへ入れてみるもののしないというパターンに陥っている様子でした。
また、乙ちゃんの場合はサークル内での要求吠えもあり、より管理が難しくなっていました。
子犬のトイレのしつけをする際には”サークル”を使うのがもっとも間違いがないと思います。
乙ちゃんの場合は、バスタオルをかけて目隠しをするだけでも要求がかなり減少したので、要求のひどいときにはバスタオルをかけるべきでしょう。
また、時間帳をつけておおよその排泄時間をこちらが知ることが大切です。
ある程度の排泄時間が分かれば、その時間にサークルへ入れておくと排泄をする可能性が高まりますね。
もちろん、排泄したらすぐに褒められるようにおやつの準備は必須です。
しそうになったときにサークルへ戻す方法もあり、しっかりと愛犬の排泄を監視出来ればいいですが、なかなか難しいのが現実です。
そこで事前にサークルへ入れておき、トイレをしたらおやつをあげてたくさんほめ、外に出してあげるのがベターと言えます。失敗にもつながりにくいですしね。