拾い食いは日々の管理から

006487お家や散歩中に落ちているものを食べたりしていないでしょうか?

子犬の時期は人間の子供と同様に目の前にあるものは何でも興味があり、見つけ次第に口へ入れようとします。

また、トイプードルやチワワなどの小型犬の子犬は、体が小さく狭いところも入ることが出来るので、拾い食いは頻繁に起こりやすいです。

食べてしまっても問題のないものであればまだしも、薬やたばこなどを食べてしまうと病気どころの話ではなくなってしまう可能性もありますので、早急に対応しなければなりません。

まずは日々の管理から

言うまでもなく、日々の管理はとても大切な項目です。

子犬が落ちているものに対して興味を示すことは自然なことですから、食べるなと言っても食べますし、仮に叱って止めたとしても飼い主さんの目を盗んで食べようとするでしょう。

また、日頃から落ちているものを食べる経験を繰り返すと、それがあっという間に習慣化されてしまい、今後落ちているものをおのずと探すようになってしまいます。

そうなってしまうと、より拾い食いがひどくなってしまいますので、日頃から物を落とさないように管理することは必要不可欠です。
この部分がいかに徹底されているかだけでも状況は大きく異なります。

運動をしっかりとさせて要求を満たす

拾い食いを止めさせていくには、適切な食事と運動も必要です。

食事が満たされていなければ食べようとするでしょうし、運動量が足りていなければ落ちているものを探索しやすいものです。

これは犬のしつけ全般に言えることですが、問題を止めることも大切ですが、それ以上にしっかりと要求を満たしてあげなければ根本的な解決にはつながらず一時的に状況が良くなっても、問題が再発する可能性が高いので注意が必要です。

散歩中は人への意識を高めて

散歩中に地面の匂いを嗅いだり、落ちている物を探すのに夢中でずっと下を向いている犬を見かけます。

この状況では拾い食いはどうしても起こりやすいものです。
その下への意識をこちらに向けることで拾い食いの習慣を大幅に防ぐことが出来ます。

散歩中に名前を呼んでこちらを向いたらおやつをあげるようにします。
こちらを見ることに”メリット”をしっかりと与えてあげることで、意識を少しずつこちらに向けていきます。


最初は人通りや車通りの少ない場所で、立ち止まって呼ぶ方がこちらを見やすいでしょう。

ある程度、名前を呼んだ時の反応が良くなってきたら歩きながら呼んでみたり、人が行きかう中や物が落ちている側でも促し、拾い食いを防止するようにしましょう(^ ^)

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