枠の高いトイレトレーに変えて成功率アップ!
トイレのしつけにお困りではないでしょうか?
今回訪問レッスンを行った”ジョイくん”も先週からトイレのしつけに挑戦中です。
トイレのしつけで大切なことは、『いかに失敗を防ぎ、成功を褒められるか』です。
とくに失敗を防ぐことは何よりも大切なのです。
私のレッスンでは常々”良い習慣を身につけましょう”とお話ししています。
基本的なトイレのしつけは『トイレのしつけのすべて!』を参照ください。
犬の行動は良くも悪くも毎日行っていることは習慣化し、定着していきます。
トイレのしつけで例えると、失敗の経験はすればするほどに定着するということ。
そのため、トイレのしつけで一番最初にすべきは失敗をどのように防ぐのかを考えることです。
よくサークルの中では成功するけれど、外に出した途端違った場所でするということを耳にします。これは外に出した時のトイレの場所を理解していないことから起こる問題ですが、逆に言えばサークルに入れておくと失敗にはならないことがポイントです。
トイレをしそうになった時、こちらが目を話す時には事前にサークルへ入れることで失敗を防ぐことができるのであれば実行すべきですね。
ジョイくんのトイレトレーニングはこの一週間探り探りで行いました。
まず、以前使っていたトイレトレーでははみ出しが多かったので、枠の高いトレーに変えたところ、はみ出しは1回だけと少なくなりました。
また、朝一番のおしっこをソファの上でするとのことだったので、物を乗せて安易に乗れないようにしてもらうと、今度は少しの隙間に乗ってでもしていたようなので、完全にソファに乗れないようにお願いしました。
状況はというと、うんちはしっかりと出来ているようです。
おしっこは1日1回失敗しているようで、それも飼い主さんが近くにいてかまっていない時に、
リビングに入ってすぐの壁に足を上げてしているようです。
前回のレッスンからリアクションは取らないようにお願いしているので、ジョインくんに対してのメリットは限りなく無い状況なので、失敗を繰り返して壁でトイレをすることが少し定着してきているのかもしれません。
今回お願いしたのは、リビングで放している時にはよく失敗する場所(壁)にバリケードをして行けないようにし、これ以上失敗の経験をさせないようにすることと、上記のようにソファに乗せないこと、その上でトレーでの成功に対してしっかりと褒めることです。
新たな問題が出てくる可能性もありますが、慎重に状況を見ていきます。