ブラッシングをしながら必ずボディーチェックを!
お手入れの項目は”ブラッシング”、”歯磨き”、”爪切り”、”耳掃除”、”シャンプー”など様々ですが、その中でも”ブラッシング”と”歯磨き”はトリミング時だけではなく、日々の生活でするべきです。
ブラッシングでしっかりと毛をとくことは重要ですが、並行してボディーチェックを必ずしましょう。見落としていた腫れや傷が見つかるかもしれませんし、早期発見によって回復が早まる可能性もあります。
歯磨きの重要性は人間と一緒。
歯垢は1、2日で歯石になり、歯石の沈着により歯周病を引き起こします。
これを防ぐためには日々の歯磨きは欠かせない項目といえます。
お手入れ全般で重要なことは”無理強いしないこと”です。
おやつを使ってでも、出来るだけ犬が抵抗しない状況の中で施すことが大切です。
無理にしていても、今後先も変わらず無理強いしなければならないので互いに大変です。
下記のページも参考にしてください。(※随時更新していきます。)
『ブラッシングは小まめにときながら褒めることが大切』
『歯磨きは毎日欠かさず行いましょう!』
今回はココアくんのレッスンです。
シャンプーも出来るようになり、今日からはバリカンの練習を行っています。
口輪を装着してから、仰向けの状態にしてお腹のバリカンを行いました。
出来るだけ皮膚がたるまないように、軽く引っ張りつつ、毛の流れとは逆向きに刈っていきます。
おやつをあげる人とバリカンを当てる人に分かれて行いましたが、これはバリカンに関わらず、お手入れ全般で二人一組で出来る環境なのであればそのほうが良いです。
今回はほとんど嫌がらずに行うことができました。次回も引き続きバリカンの練習を行う予定です。
ココアくんの問題もおおよそ解決し、今後はクーくんのマーキング問題を解決していくこととなりました。
クーくんはまもなく4歳になるトイプードルの男の子ですが、分離不安がきつくて留守番になるとマーキングするようです。
幼い頃から人がいる時には一切マーキングをしないようですし、10分ほどの留守番時間でもしていたり、性格的にかなりの分離不安なので、おおよそ不安の部分が作用しているとみて間違いないでしょう。
とりあえず、次回までに留守中の様子を動画に撮ってもらうようにお願いしました。
行動修正には必ず状況確認は必要ですので。
マーキングに関しては次回から行っていきます。