より集中力を高めてチャイム吠え解決へ!
コナくん・キナくん・ウメちゃんの3匹は現在、チャイム吠え対策のトレーニング中です。
前回の課題は”まての課題”で飼い主さんが一歩離れてもその場でしっかりと待つことでした。
今回のレッスン冒頭で確認してみるとみな良く出来ていたので、今日はステップアップで、距離も時間も少しずつ難しいものに挑戦しました。
今回の目標は、距離に関しては、4・5歩ほど離れてもその場で待てるようにすること。
時間に関してはおおよそ20秒間待てるようにすることです。
少しずつレベルを上げながらどちらもしっかりと出来るようになりました。
あとは次回までこの練習を繰り返して安定感が出るようにします。
今回のレッスンで気づいたのは、3匹共にみな集中力が高くなっていることです。
まての練習をしている時にも飼い主さんから目線を外すことなく、よく集中して待っています。
集中力はチャイム吠え解決には重要な要素ですから今後も高めていきましょうね。
並行してチャイムを鳴らしての呼び戻し練習を継続しています。
コナくんは3匹の中でも最年長の10歳でこれまで吠えてきた経験から、どうしても吠えやすいところがあります。
そこで、来客が来ることが分かっている際には直前に吠え防止機器(アボアストップ)を装着しておくことで、吠えを抑制しつつ、呼び戻し強化を行うようにしてもらいます。
アボアストップは首に装着するもので、吠えた時の微量の空気を内側のセンサーが感知して顔に向かってスプレーが噴射される構造です。多頭飼いをしていると、自分が吠えなくとも、周りのわんちゃんの吠えに機械が反応することもあり、コナくんのお家でも以前に隣にいたウメちゃんが吠えた時に微量の風を機械が察知して作動したようです。
コナくんの場合は、性格的にアボアストップを装着するだけで吠えの抑制がかかるので、今回は機械のスイッチは付けずに装着し、徹底して呼び戻しの練習を頑張ってもらうことにしました。
末っ子のウメちゃんは現在9ヶ月。
まだ他の2匹に比べて集中力が低く周りにつられやすいので、今後はより練習してしっかりと待てるようにしていきましょう。
以前は一瞬も待てなかったことを考えると少しずつ着実に成長していますので、自信を持って取り組みましょう(^^)