おやつの使い方を工夫しよう!

IMG_8481今日は愛犬を褒めましたか?

人が褒められて伸びるのと同じように、犬も褒められることによって成長していきます。
となれば、飼い主さんの愛犬に対する褒め方は重要な意味を持ちます。

”褒める”と一言で言うのは簡単ですが、そこには重要な要素が多く存在します。
その中でも今回はおやつの使い方に注目してみます。
おやつは多くの方がしつけで使用しますよね。
犬側にとっても”もらえた”という印象が強く残るので分かりやすく、トレーナーもよく使います。

しかし、おやつの使い方を誤ると、おやつを見せても犬が乗り気にならなかったり、いつまでもおやつを使わないということを聞かないなどの問題を起こしかねません。

よくおやつを使ったしつけは、”おやつがないとしなくなる”のではというお話を聞くのですが、それは必要以上にいつまでもおやつを使っているから起こります。


最近よく目につくのは早い段階でおやつを抜く方が多いということです。
新たなことを犬に教える場合、ある程度理解し、スムーズにできるまではおやつを欠かさずあげるべきで、まだあやふやな段階で「今回はおやつがないの〜」、「残念でした!」などと、からかうとやる気の低下をまねきます。

よくある例としては『おいで』のしつけですね。
「おいで」と呼ばれておやつをもらえるなどメリットがあれば行きますが、何ももらえなかったり、あるいは、毎回ハウスやお手入れをされると嫌になる気持ちも分からなくはないでしょう。

ある程度犬が理解すれば、今度は徐々におやつを抜いていかなければなりません。
例えば、毎回ではなく2、3回に1回などです。

これは”おやつありき”になることを防ぐことと同時に、行動を定着させるためです。
人がギャンブルにはまるように、時々ご褒美がある方が、のめり込みやすく、頭に残りやすいのです。

ということは逆もあるということ。
要求吠えに対して基本的には無視をしていても、時々相手をしてしまっては元もこうもないのです。

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