褒めるべきタイミングを逃さずに褒められるように!
前回大きな問題となっていた靴下を噛みに来たり、その他布類を噛もうとする行動に対しては、噛んでいた時に”言葉で注意して金属音を鳴らす”ことでほぼしなくなり、最近は”ダメ”や”ガシャン”という注意言葉で止まるようになっているようです。
今後重要なことは下記の3つの項目です。
- 褒めると注意のメリハリ
- 噛む欲求を理想の道具(おもちゃなど)で満たす環境づくり
- 良い行動により目を向けてそれをしっかりと褒める
”メリハリ”については、褒めるべきタイミングではしっかりと褒め、金属音を使って注意する時にはしっかりと鳴らすということ。この時に加減をすると音に対して慣れやすくなってしまいます。
二つ目の”環境づくり”はとても重要な項目です。
花ちゃんが運動欲求や噛み欲求を満たして根本的な原因を改善しなければ、問題は時間の経過とともに再発する可能性があります。
”良い行動に目を向ける”ことは、この問題に関わらず重要なことです。
靴下を履く際に大人しくしているのであれば褒めてあげる、布を噛もうとして止めた時に褒めてあげるなど、褒めるタイミングは多いものです。
褒めるべきタイミングを逃さずに、しっかりと褒めてあげられるようになった時に互いの関係は構築されます。
最近の花ちゃんの成長には目覚ましいものがあり、拾い食いしそうになった落ち葉をおやつで交換できたり、ハウスもスムーズに入るようになっていて驚きました。
これまでは枝やガムなど、一度花ちゃんの手に渡ると唸って放そうとしなかったのですが、少しずつおやつとの交換が出来るようになってきました。
当初年内である程度形にしたいというご要望がありスタートした訪問レッスンですが、ここまでとても順調に進めることができました。
飼い主さんもよく頑張られたことと思います。
あとは”拾い食いの問題”をしっかりと解決しなければなりません。
引き続き頑張っていきましょう(^^)