散歩の引っ張りは早めの対処を
引っ張り行動はあっという間に習慣化して解決に時間がかかるケースも多いですし、小型犬ならまだしも、中型・大型犬の引っ張りは互いの安全性の観点からも危険なので、早い段階でしつけのアドバイスを受けることをお勧めします。
やはりどの問題も早ければ早いほど(問題レベルが低いほど)解決も早いです。
散歩のしつけについては下記のページも参考にしてください。
ただし、それぞれの犬の特徴によって細かな部分がかなり違ってきますので、あくまで基本とお考えくださいね。
今回は金太郎くんのレッスンでした。
金太郎くんも以前はかなりの引っ張りタイプのわんこでした。
今でも散歩開始時に少しと何か気になるものを発見すると反射的に時に引っ張ろうとしますが、こちらの指示で止まるようになりました。
金太郎くんのレッスンでこれまでに繰り返し行ったのは、”こちらへの意識を持たせること”と”おすわりなどの基本的な項目を徹底的に入れること”です。
何よりもこちらへの意識が強くなったことで、引っ張りは減少し、指示もよく聞くようになりました。
引っ張り抑制に欠かせない、”ゆっくりペースに慣れさせる”、”こちらへの意識をもたせる練習”は学習するまでに時間がかかります。
訓練所などで使用する”チョークチェーン”などの方が、犬が嫌悪感を感じるために結果も早く出やすいものです。ですが、使い方が難しくリスクも大きいので私は使いません。
大型犬のロッシくんについては”ジェントルリーダー”を使用して十分効果が出ていますし、現在頑張っている金太郎くんにしても花ちゃんにしても繰り返しの練習で、引っ張りは改善されています。
これまでの引っ張り経験によっては時間がかかるかもしれませんが、練習すれば必ず引っ張りは改善できますので頑張りましょう!