スリッカーブラシの使い方には十分に注意して!
ゴム製のブラシ、人の櫛のようなブラシ、獣毛ブラシなどペット用の様々なブラシがありますが、そんな中でも”スリッカーブラシ”を使われている方は多いのではないでしょうか?
私はスリッカーブラシの使い方を誤り、愛犬がブラッシング嫌いになってしまったケースを多く見てきました。
スリッカーは他のブラシと異なり使い方が難しいのが特徴です。
このページでは『スリッカーブラシ』を使用する上での注意点をお伝えします。
スリッカーブラシを使用する犬種は?
スリッカーブラシは長毛犬種に使うべきブラシです。
代表的な犬種としてはトイプードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなど。
逆にチワワ(※短毛)やフレンチブルドッグなどは使うべきではありません。
力強さに気をつける
多くの方が間違ってしまうのが”力強さ”です。
力を入れすぎているがために犬が痛い思いをしてブラッシング嫌いになるケースが多いのです。
実際に触ってもらうと分かりますが、少し触るだけでもトゲのように痛いですよね?
スリッカーブラシでブラッシングする際にはほとんど力は必要ありません。
全く力を入れずとも十分にとくことが出来ますよ。
手を返すようにしてブラッシングしよう
下記の写真のようにスリッカーブラシの先端は”くの字”に曲がっているはずです。
そのため、犬にもつれがあった場合にとき下ろすともつれが引っかかる痛みからブラッシング嫌いになることが多いです。
ブラッシングをする時には手を手前に返すように(弧を描くように)すると引っかからずにとくことが出来るので、とき下ろすのではなく、とき上げるようなブラッシングを行いましょう。
ソフトタイプとハードタイプ
市販で売られているスリッカーブラシには、ソフトタイプとハードタイプがあります。
ハードタイプは名前の通り、全体的に硬めの作りになっているのでより力強さが難しく使いにくいです。
基本的には『ソフトタイプ』を購入するようにしましょう。