散歩中の引っ張りを直そう!
街中の散歩風景を見ると時々、犬がリードを引っ張ってぐいぐい進んでいく様子を見かけることがあります。
散歩の時間ずっと引っ張られていてはせっかくのお散歩も楽しくないですし、なにより互いに危険ですからこのページを参考に練習しましょう。
今回は『散歩中の引っ張りを改善していくための幾つかのポイント』についてお伝えします。
適度なリードの長さ
普段のお散歩のリードの長さはどのくらいですか?最大まで長くして好きなようにさせていませんか?
まず最初にリードの長さを理想の長さに調節するところから始めましょう。
犬が隣にいる状況でリードが少したるむ程度が理想の長さであり、長すぎても短すぎても良くありませんので注意しましょう。
ゆっくりペースで歩く
リードを引っ張って歩くわんちゃんは基本的に歩くペースが速いはずです。
それに対してついて行ってしまうとさらに速くなってしまいますし、速いペースで歩くことが習慣化されてしまいます。
日頃からゆっくりのペースで歩くようにして、ゆっくりペースに慣らすようにしましょう。
引っ張ったら立ち止まる
散歩中にリードを引いて歩くわんちゃんは、リードを引っ張って歩くことが習慣化されています。
リードを引っ張ったまま歩いていても引っ張りが改善されることはないので、引っ張ったら立ち止まるようにします。
もしくは一瞬少しリードを引いて(軽くショックをかけるように)もOKです。
歩いてリードが張ったら立ち止まり、また歩いてリードが張ったら立ち止まります。
これにより、まずは引っ張りを助長することを防ぎます。
地道な作業ですがこの部分は改善していく中で必ず必要な項目です。
アイコンタクト(目を合わせる)の強化
散歩中の引っ張りに対して最も必要な項目は”アイコンタクト”です。
基本的に引っ張って歩くわんちゃんは、前方にほとんどの意識が向いこちらのことなど気にしていないことが多いです。
その意識をこちらに持ってくることで”引っ張りの抑制”と”拾い食い防止”の効果があります。
街中のわんこを見てみても、人の方を見ながら猛烈に引っ張る子なんていないですよね(笑)
最初は立ち止まった状態で、名前を呼んでこちらを向いたらおやつをあげましょう。
慣れてきたら少しずつ歩きながら名前を呼んでいきます。
周りの環境が気になるようでしたら人通りの少ない場所でしてみましょう。
繰り返し練習していると時々、「自発的にこちらを見る」ことが出てきますから、それをしっかりと褒めるようにしてくださいね。
自発的な行動を褒めると、トレーニングをよりスムーズに進めることができます。
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