ハウス好きにしよう!
サークル(ケージ)やクレートなどの”行動範囲を制限された場所”に慣れさせておくことは大切です。
もしかしたらペットホテルに預けなければならないケースが出てくるかもしれません。
また、災害が起こってクレートに入れざるおえないケースが起こるかもしれません。
そうした場合に、普段から慣れていないとストレスから体調を壊したり、要求吠えで周りに迷惑をかける可能性もあります。
このページでは『ハウストレーニング』についてお伝えしていきます。
まずはハウスのイメージをよくする
おやつをハウスの中に投げましょう。
それにつられて全身がハウスに入ったら「ハウス」と言い、出てくる前におやつをさらに2、3個足してあげます。
実はこれが大切で、プラスであげることで『中でいるとさらにもらえるかもしれない』という気持ちから、よりハウスにとどまろうとし、より入って行こうとするようになります。
後出しごほうびに切り替える
いつまでもおやつを先に提示していると”おやつがないときに入らない”ということにもなりかねません。
上記の練習である程度スムーズに入るようになったら、次のステップは「ハウス」と言いながらサークルを指差して、全身がハウスに入ったらおやつをあげて褒めるようにします。
”おやつのあるなし”で判断しないようにするためには、早い段階で後出しにすることがポイントです。
トイレが出来るようになってからもサークルは残す
多くの場合、犬をフリーにさせたい気持ちから、トイレがしっかりと出来るようになるとサークルを取ってしまう方が多いのですが、私はトイレが出来てからもサークルは残しておき、留守番や夜寝るときはサークルに入れておいた方が良いと思います。
サークルなどの狭い空間は落ち着きを促し、留守番時の誤飲なども防ぐことができます。
また、寝るときや人がいるときにもあえて入れる時間を作ることで、互いに良い距離感を保ち依存しにくくなります。