犬を呼んでもこないという状況を解決!
『うちの子は呼んでも戻ってこようとしないんです』、『近くまでは来るけどまた逃げてしまう』など、呼んでも戻ってこない犬は以外と多いものです。
それは日頃の対応が関係しているのかもしれません。これを機会に見直してみましょう。
呼んでも戻ってこないのはこれまでの経験によるもの
犬を呼ぶタイミングが”ブラッシング”や”外出する時”など、犬が嫌いなことやデメリットに感じることとセットになっていませんか?
犬は基本的に物事を損得感情で判断していると言われています。
呼んでも戻ってこない多くのケースで、呼ばれることに対してのイメージが悪いことがほとんどです。
考えてみてください。私たちも呼ばれて毎回自分にとって嫌なことが起これば行く気が無くなりませんか?
呼んだら戻ってくるようにするためには?
先ほどもお話ししたように、犬の行動は
そこでこちらの呼び戻しに対して戻ってくるようにするために、ポイントとなるのは下記の2つの項目です。
- 呼ばれると良いことがあることを教える
- 呼び戻し(おいで)をしっかりと教える
呼ばれると良いことがあることを教える
こちらの呼び戻しに対して愛犬が来たら毎回しっかりと褒めましょう。
食べることが好きなのであればおやつをひとかけら、遊ぶことが好きなのであればおもちゃで遊んであげるなど、褒めることとセットで行うとよりイメージは良くなります。
すでに呼んでもこないことが当たり前になっている場合には、下記のように”おいで”をしっかりと教え、戻ってきた時専用のとっておきのおやつを用意しておくと印象はとても変わり、人のところへ行くことに対しての期待感を持つようになり戻りやすくなりますので頑張りましょう。
おやつをあげる際のコツですが、9割方戻ってくるまでは必ずおやつ(おもちゃ)をあげるようにしてください。
それまでにおやつを抜いてしまうと一気にモチベーションの低下を招く可能性があるので注意です。
呼び戻し(おいで)をしっかりと教える
- 手にタッチすることを教える
- ”掴まえられるまで”、”抱っこされるまで”を習慣化する
まずは手にタッチすることを教えると良いです。おやつを手の平に隠してグーにしましょう。その手を犬から2、3歩離れた場所に見せて犬がタッチ出来たら褒めましょう!
この”手にタッチ”を教えることで、「おいで」と言って手を見せると戻ってくるようになります☆
”近くまではくるけれどまた逃げてしまう”という犬には、”掴まえられるまで”、”抱っこをされるまで”は待つことを教えます。
上記のように手にタッチ出来たら、抱っこをしてからおやつをあげることを習慣化すると逃げ癖を防ぐことができます。
掴まえにくい場合は、”おやつをかじらせて”集中している間に抱っこをする”と良いですよ☆
呼び戻しで大切なことは、しっかりと褒めてメリットを伝えることと、しっかりと”手にタッチ”を教えて戻ることをしっかりと教えることです。