チャイム吠えを解決するためにすべきこと

071546愛犬はチャイムに対して吠えますか?

出張でトレーニングをする際のほとんどが吠え問題であり、その多くがチャイムに対して吠えています。

おそらく子犬の頃はほとんど吠えていなかったのが、7カ月頃を境に少しずつ吠え始め、1歳を超える頃にはギャン吠えという状況になったのではないでしょうか?

このページでは『チャイム吠えのしつけ』についてお伝えしていきます。

チャイムを鳴らしておやつをあげる

チャイム吠えをする犬の多くは、”ピンポーン”の音の最初の時点で吠え始めるはずです。

チャイムが鳴ったら体が反射的に吠えるようになっているのです。
これは回数を重ねれば重ねるほど、早く反応するようになります。

チャイム吠えを直していく際に最初に行うのは、チャイムが鳴ったらこちらに意識を向ける練習です。

その為にも、二人一組になって一人はチャイムを鳴らし、もう一人はチャイムが鳴った瞬間におやつをあげるようにします。

その際に出来るだけ吠えさせないことが大切で、吠える場合はあらかじめおやつを鼻先で見せておき、鳴ったらすぐにあげるのでも最初はOKです。

おやつとの関連付けをより分かりやすくするために、おやつを手であげるのではなく、床に数粒ばらまくのも良い対策です。

まずは繰り返しチャイムとおやつを結び付ける練習を行います。

チャイムが鳴ったら飼い主の方へ戻るように教える

上記の練習を繰り返し、チャイムが鳴ったらこちらを気にするようになってきたら次のステップに進みましょう。

チャイムが鳴ったら飼い主の方へ戻るように教えていきます。

最初は近い距離で構わないので、チャイムが鳴ったらすぐに『おいで』と言って呼び戻しましょう。

来ないようであれば距離をさらに詰めるか、リードを付けておいてもOKです。
少しずつ離れていても戻って来れるように練習しましょう。

吠えに代わる別の仕事を犬に与える

ある程度チャイムと呼び戻しが出来るようになったら、吠えに代わる仕事を与えていきます。

おすすめは”クレート(キャリーケース)”で待たせることです。

あらかじめ、このチャイムトレーニングとは別に”ハウストレーニング”をする必要がありますが、教えやすいのが特徴です。

最終的にはチャイムが鳴って呼び戻した後に、ハウスへ誘導して待たせて来客の対応をする流れです。
ハウスの他にもマットなども活用できます。

一人暮らしの場合はスマホや携帯の録音機能を活用する

一人暮らしの場合、チャイムを鳴らすことが出来ないので、チャイムをスマホで録音して流すのが良いです。

何度も練習していると本物の音と聞き分けますが、とっさに鳴ると吠えやすいのでとくべつ問題はありません。
録音したものを使って繰り返し呼び戻しの練習を行いましょう。

また、少しずつ実際の生活に近づけた状態で練習をしていくことが重要です。

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