犬は人をランク付けしている?

プリントドッグトレーナーとしてこの仕事に携わっているとよく聞くのが、『この子は私を見下している』、『家族で一番上』など、犬自身が家族をランク付けしているというもの。

果たして犬は本当にランク付けしているのかについて、このページではお伝えします。

ランク付けはしていないという研究結果がある

以前は狼同様に犬もランク付けをしていて、しつけをしていく上で、”犬のリーダーになる”ことが必要不可欠という話がありました。

ですが最近の研究結果によると、犬はランク付けをしていないといいます。

確かに、私が行っているトレーニング内容にもとくべつ”犬よりも上に立つためのしつけ”などありませんし、それでも全く問題ありません。

こういったところからも、犬はランク付けしているとは考えにくいといえます。

犬は損得感情で行動する

犬の学習理論を説明すると、とことん難しくなるのですが、簡単に言うと損得感情で行動するということです。

自分が起こした行動によって少しでもメリットがあると感じればその行動を再び起こそうとしますし、デメリットが続けば徐々に止めていきます。

このように明確な損得感情が存在します。
この原理をしつけに当てはめていくことで、様々なことを教え、問題行動を解決していくことが出来ます。

今後は上下という関係にとらわれないようにしましょう(^ ^)

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ