散歩中は出来るだけ興奮しないようにゆっくりと!

20150919散歩中に他人や他犬に向かって吠えるという相談をよく受けます。

今回の訪問、クッキーちゃんも散歩中にすれ違う人や他犬に対して吠えるとのことで、今日は散歩のレッスンを行いました。

最初に普段のように歩いてもらい様子を見てみると、幾つかの課題や問題点が見つかりました。


クッキーちゃんと一緒にお家から出ると、とても興奮していてそこで、1、2回吠えました。
少し離れた場所に人はいたものの、それよりも興奮から吠えている様子でした。

基本的に興奮状態にあると吠えやすいので、出来るだけ興奮につながらないようにすることが大切です。今回は”おすわり”などをさせて、少し落ち着かせてから歩き始めることにしました。

歩いてみるとどんどん前に進んでいこうとするので、飼い主さんにはリードの長さを短くし、クッキーちゃんが足早に進んでもこちらは決してついていかずに、ゆっくりのペースで歩いてもらうようお願いしました。

すると興奮も落ち着き、周りの通行人なども冷静に見ながら歩くことができていました。

そこで、次のステップとして”アイコンタクト”の練習を始めました。
名前を呼んでこちらを向いたらおやつをあげて褒めます。

犬のペースについていこうとすると意識がどうしても前に向きやすいですが、こちらのペースでゆっくりと歩くと意識がこちらに向きやすく、名前を呼んだときの反応も良くなるのでゆっくりと歩くことをお勧めします。

クッキーちゃんは何か気になるもの(人や犬)を見たときには、尾がピンとなり、直視するので、その時にはアイコンタクトを促してこちらに意識を向けるようにすると良いでしょう。

多くの場合、直視する時間が長くなればなるほど吠えやすくなります。

最終的には、吠えたのは最初の2回ほどでした。
次回のレッスンまでは落ち着いて歩くことと、アイコンタクトの練習を頑張りましょう!

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