少しずつ診察室の環境に慣れてきました!
病院に対しての苦手意識を少しでも変えてあげたいと思って始めたレッスンも今日が3回目です。
警戒心の根っこが深いので数回では大きな成果はなかなか出ないのですが、少しずつ変化も見られるようになってきました。
動物病院へは少なくともワクチン摂取やフィラリアの検査で、年2、3回は誰もが行く場所ですので出来る限りストレスなく過ごして欲しいですよね。
病院の環境に慣らすこのクラスは『ゆうなぎ動物病院』で行っています。
病院のバックアップのもと、待合室や診察室をお借りして練習しています。
このクラスに参加しているのは”チャビくん”と”つなでちゃん”です。
ここまでの2匹の変化ですが、チャビくんは当初から病院に入るとストレスがかかり、常に抱っこを求めるような状況で、診察台に乗せると飼い主さんに飛びつく始末でした。
今日のレッスンではまだ抱っこを求めるような状況はしばしば見られましたが、診察台の上での飛びつきは明らかに少なくなってきています。また、こちらの『おすわり』の指示もしっかりと聞いて座っているのも大きな成長です。
前回は触診中に少し怒る場面もあったものの、今日は怒ることなくさせてくれました。
座っている状態で聴診器を当てることも出来たので今日は素晴らしかったです。
つなでちゃんは当初待合室や診察室でもおやつを食べられる余裕がありませんでした。
また、誰かが自分のいる部屋に入ってくるなどするととても警戒して吠えます。
今日のレッスンでは診察台に乗ってすぐでもおやつを食べることができました。
また、触診中もとくに嫌がらなかったので良かったです。
ただし、誰かが入ってくるのには未だにかなり警戒します。
そこで、診察室につなでちゃんがいる状態で私や看護師さんが何度も出入りし、その度におやつをあげて練習しました。
飼い主さんからお話を聞くと、お家でも誰かが部屋に入ってきたときなどに吠えるようなので、毎日数回で良いので、そういったシチュエーションを作って練習してもらうことにしました。
このように少しずつですが互いに成長しています。
今後も回を重ねるごとに経験値を積み、病院に対して徐々に慣れさせていきます。